【本の紹介】モモ 著者:ミヒャエル・エンデ

児童文学
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愛蔵版 モモ [ ミヒャエル・エンデ ]
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今回は児童文学の有名な1冊である「モモ」を紹介します!

読もうと思ったきっかけ

最初のきっかけは、Youtubeでたまたま愛蔵版モモを紹介されており目に留まったからです。デザインもカッコよく部屋に飾っても様になると思います!

「モモ」は小学生の頃に読んだ記憶はあるのですが内容はまったく覚えておらず、、

将来、まー君にもおすすめできるかなと思い購入してみました。

今回は親が子供にこの本を勧めるとどのような良いことがあるかという目線で書いてみます!

この本をおすすめできる人

1:友達との関わり方、人の温かさを教えたい人

2:時間の大切さを伝えたい人

読んで良かったポイント

①時間の使い方を見直すきっかけになった

②本当に大切な物は何か子供に伝えることができる

概要

「モモ」は、3部構成となっており小さな女の子モモが主人公です。

簡単にあらすじを書いておきます。

ふる
ふる

ネタバレ注意です!

🌞第一部 モモとそのお友達

モモは円形劇場という場所に住み着いていました(ホームレス)。近所の人たちが心配し、あれこれ質問しますが返答が曖昧です。

この場所は危ないこと、施設や近所の人の家に行くことを勧められましたが、モモは円形劇場に住むことを望みました。

近所の人たちは話し合い、モモの思いを尊重することに決めました。そこから、みんなで協力し椅子やベッドを作り、食べ物も用意しました。

モモは「相手の話を聞く力」を持っており、話し相手の本当の気持ちを引き出します。そのため、モモと話をしたいという相談者が多く人気者となっていきます。

第一部では人々との交流が主に描かれていきます。どの登場人物もとても暖かく魅力的です!

特に観光ガイドのジジ、道路掃除夫ベッポはモモの親友として登場します。

”困っている人がいれば助ける””話を聞く大切さ”をメッセージとして受け取ることができます。

第二部 灰色の男たち

第二部では、時間どろぼうと言われている灰色の男たちが登場します。

人の姿をしていますが人間ではなく得体の知れない生き物です。人間の時間を奪うことで生き永らえています。

灰色の男は人間に気づかれないように行動しています。存在がバレてしまうと時間が奪えなくなるからです。

灰色の男の話術にハマり契約してしまうと大切な時間を奪われ、絶えず忙しく動き回りイライラしてしまうようになります。

モモは「聞く力」で灰色の男と契約してしまった友人たちの本音を引き出すことで、人生において大切な事を思い出させることができます(契約を解除できる)。

灰色の男はモモが目障りになり止めようと話しかけます。

すると、モモは灰色の男の本音を引き出し悪だくみを暴いてしまいます。

灰色の男たちは、秘密を知られたモモを捕まえようと総動員で探し回りますがモモはカメ(カシオペア)の力を借り時間の国へ避難します。

そこで、マイスター・ホラ(時間を司る存在)と会い、死や時間の源について教えてもらいます。

🌻第三部 時間の花

モモは時間の国に1年も滞在していました。帰ってくると友人たちは灰色の男たちと契約しており常に時間を節約し楽しくない毎日を過ごしていました。

ジジと再会しましたが有名人となっており、秒刻みで仕事が決まりモモと話をする時間を作るのにも一苦労です。

ジジは楽しくない人生を送っていることを自覚しつつも、成功する前の自分に戻ることに恐怖を感じていました。そのため、ジジはモモの隣に戻ってくることはありませんでした。

ベッポは灰色の男たちに「モモを連れ去った。返してほしければ十万時間を貯蓄しろ。」と脅されます。モモを救いたい一心で契約してしまいます。

今まで丁寧に誇りを持って仕事をしてきたベッポでしたが、時間を節約するため効率重視のやり方に変えてしまいます。そこに楽しさはなくロボットのようにただ仕事をこなす日々となっていました。

ベッポはモモが帰ってきていることも分からず、仕事が忙しいため探すこともなく、モモと会うことができませんでした。

モモは友人たちをどうにか救いたくマイスター・ホラにもう一度会いに行きます。

しかし、灰色の男たちもマイスター・ホラが持っている無限の時間を奪うためついてこられます。

再会はできましたが、灰色の男たち囲まれてしまいます。。

この状況を打破するためマイスター・ホラがモモに驚くべき提案をします。

モモは灰色の男たちとどのように戦っていくのか、、

続きはぜひ本を手に取って読んでみて下さい!

心に残った場面

ここからは子供に読んで欲しいと感じた場面を紹介してみます!

「おれたちのうちのだれかの家に世話になっちゃあどうかね。」

「モモ」ミヒャエル・エンデ著 岩波書店出版(2021/4/15)より引用

円形劇場でモモを始めて発見した近所の人が投げかけた言葉です。

初対面の相手にこの言葉はなかなか言いにくいと思います。それでも、何か助けになりたいという心情が表れています。

”困っている人を助ける”というメッセージを受け取れる場面になっています。

ふる
ふる

とても優しい世界でほっこりしました笑

小さなモモにできたこと、それはほかでもありません、あいての話を聞くことでした。

「モモ」ミヒャエル・エンデ著 岩波書店出版(2021/4/15)より引用

モモは聞き上手です。自分の意見を押し付けるのではなく相手が思っていること、話したいことを引き出すことに長けています。

灰色のおとこ達も聞く力を恐れていました。この本は、モモの聞く力にスポットを当ててると感じました。

聞く力を言い換えると、”相手を思いやることができる”です。

子供に「友達の思いを聞くこと」「友達の立場になって考えること」を伝えられる場面だと思います。

人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそって、なくなってしまうのです。

「モモ」ミヒャエル・エンデ著 岩波書店出版(2021/4/15)より引用

この言葉は刺さりました。

灰色のおとこ達と契約した人々は、時間を犠牲にしてお金を稼いでいる様子が書かれています。

お金はあるのに生活は忙しく何事にもイライラし、幸せそうではありません。

この本は、”時間は何物にも変えられない大切な物”がテーマだと思います。

現実に置き換えると、灰色のおとこ達は”自分自身が行っている無駄な時間”なのかもしれません。。

限りがある時間をどのように使っていくのか、後悔のない生き方は何なのかを考えるきっかけになりました。

ふる
ふる

子供を持つ親にとても響く大切な場面です

最後に

「モモ」は、温かい人との交流、時間の大切さなどを教えてくれる素敵な本です。

私は小学生の頃になんとなく読んだ記憶はあるのですが、大人になって改めて読むと「時間」に対して深く考えるきっかけとなりました。

まー君が小学生になったら勧めてみようと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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